4.0
Generic Entity Manager (Menu)

ログイン後に表示されるメニュー項目を定義する機能です。 各メニューは階層で分類したり、Actionやエンティティの検索画面と結び付けることができます。

初期作成される DEFAULT とは別に、ロールに対応したメニューを追加することで、ロール毎にメニューを切り替えることができます。 また、セキュリティ設定(Action権限、Entity権限)により参照することができないメニュー項目は自動的に非表示になります。

2. 操作説明

2.1. 階層メニュー

階層メニューは複数のメニューを一まとめにしておくメニューです。 テナント作成時には 権限情報基本情報 の階層メニューが作られており、それぞれ関連するメニューがまとめられています。

階層メニューは右側に ・・・ (画像赤枠部分)と表示されており、メニューをクリックすると下の階層が表示されます。 他の階層メニューをクリックすると、クリックした階層メニューが展開され、それ以外は見えなくなります。

menu expand

2.2. メニューエリアの縮小

テナントの横にあるアイコンをクリックすると、メニューエリアが縮小します。 縮小状態で更にアイコンをクリックするとメニューエリアは元に戻ります。

menu collapsed

縮小状態でメニューエリアのアイコンにマウスカーソルを当てると、そのメニューの内容が表示されます。 階層メニューの場合は下の階層も併せて表示されます。

ウィジェットが設定されている場合、縮小状態だとウィジェットは利用できません。 一度メニューを元に戻す必要があります。

3.1. Menuの作成

メニューアイコンを右クリックし メニューを作成する を選択します。 表示されたダイアログの Name には対応するロールのコードを設定して下さい。

MenuTreeの編集

メニューでの設定項目です。

設定項目 利用箇所 説明

Display Order

メニュー切り替え

メニュー切り替えでの表示順序を指定します。

以下の順番によりソートを行います。

設定元 設定項目 昇順/降順 備考

メニュー定義

Display Order

昇順

ロール

優先度

降順

ロール/メニュー定義

Name

昇順

Show Menu Display Name がチェックされた場合、メニュー定義の名前でソートします

Show Menu Display Name

メニュー切り替え

メニュー切り替えで表示する名称をメニューの表示名にします。未チェック時はロール名を表示します。

MenuItemの編集

メニュー構成編集エリアに対して、メニューアイテムをドラッグ&ドロップして編集を行います。 配置したメニューアイテムをドラッグ&ドロップすることで、順序を変更することができます。 追加したメニューアイテムの編集や削除(メニュー構成からの削除)は右クリックでコンテキストメニューから実行します。 また、各アイテムをダブルクリックした場合は編集画面が表示されます。

メニューアイテムの追加や編集、削除は、メニューアイテムエリアで、対象のメニューアイテムのコンテキストメニューから実行します。 各アイテムをダブルクリックした場合は編集画面が表示されます。

menu edit menutree

AdminConsole上からエンティティを新規で作成した場合、 DEFAULT のメニュー構成の一番下に自動的にEntityMenuItemが追加されます。 構成を変更したい場合は、エンティティを追加後に編集を行ってください。

MenuItemの編集

メニューアイテムは NodeMenuItemActionMenuItemEntityMenuItemUrlMenuItem の4種類に分類されます。 登録済のMenuItemをダブルクリックするか、右クリックでコンテキストメニューからMenuItemを編集します。

menu menuitem button

編集した内容は利用されているメニュー構成にも反映されます。 また削除した場合も利用されているメニュー構成に反映され、構成から削除されます。

NodeMenuItem

階層を表すメニューアイテムです。 このメニューアイテムの下に他のメニューアイテムを配置できます。 NodeMenuItemを配置した場合、3階層以降はコンテキストメニューのような表示になります。

項目 内容

Name

識別名です。 / により階層化して管理することが可能です。

DisplayName

メニューに表示される名称です。

Description

説明を記載します。

Icon URL

メニューの先頭アイコンを指定します。 以下のルールによりパスを判断します。

/ で始まる場合

静的コンテキストパスからの指定と判断

http で始まる場合

外部リソースと判断

上記以外(actionなどの指定含む)の場合

テナントコンテキストパスからの指定と判断

Icon Tag

Fontawsomeによるアイコン用のタグを設定できます。

Image Color

メニューの色をblue, green, red, yellowの4色から選択できます。

ActionMenuItem

別途定義された任意のActionを実行する為のメニューアイテムです。

項目 内容

Name

識別名です。 / により階層化して管理することが可能です。

DisplayName

メニューに表示される名称です。

Description

説明を記載します。

Icon URL

メニューの先頭アイコンを指定します。 以下のルールによりパスを判断します。

/ で始まる場合

静的コンテキストパスからの指定と判断

http で始まる場合

外部リソースと判断

上記以外(actionなどの指定含む)の場合

テナントコンテキストパスからの指定と判断

Icon Tag

Fontawsomeによるアイコン用のタグを設定できます。

Execute Action

メニューがクリックされた際に実行するAction定義を選択します。

Parameter

実行Actionに渡すパラメータを指定します。 (例:defName=OrderItemAggregate)

Dynamic Customize Setting

実行時にメニューアイテムの設定をカスタマイズするGroovyScriptを設定します。 以下の項目がバインドされており、設定のカスタマイズは下記項目を変更することで行えます。

menu.actionName

Execute Actionで選択したAction定義の名前

menu.parameter

Parameterで設定した値

EntityMenuItem

別途定義された任意のエンティティの検索画面を表示する為のメニューアイテムです。 AdminConsole上からエンティティを作成した場合は、自動的に対応するEntityMenuItemが作成されます。

ツールやパッケージ機能でエンティティ定義のみをインポートした場合は自動的には作成されません。 インポートしたエンティティに対してメニューを表示したい場合は、手動でEntityMenuItemを作成してください。

項目 内容

Name

識別名です。 / により階層化して管理することが可能です。

DisplayName

メニューに表示される名称です。未指定の場合、エンティティの表示名が利用されます。

Description

説明を記載します。

Icon URL

メニューの先頭アイコンを指定します。 以下のルールによりパスを判断します。

/ で始まる場合

静的コンテキストパスからの指定と判断

http で始まる場合

外部リソースと判断

上記以外(actionなどの指定含む)の場合

テナントコンテキストパスからの指定と判断

Icon Tag

Fontawsomeによるアイコン用のタグを設定できます。

Image Color

メニューの表示色を指定します。

Entity

メニューがクリックされた際に操作対象とするエンティティを選択します。

View Name

エンティティに定義されたView指定します。 未指定の場合、Parameterでの設定があればそれを優先し、Parameterにも無い場合はデフォルトのViewを表示します。

Parameter

検索画面表示時のリクエストパラメータを指定することが可能です。

viewName=XXX

デフォルト以外の指定した画面定義を利用

sc_プロパティ名=YYY

検索条件にYYYを自動で設定

es=t

画面表示時に検索を実行

View Name を直接指定した場合は、viewNameパラメータを指定しないでください。

show with execute search にチェックした場合は、esパラメータを指定しないでください。

show with execute search

画面表示時に検索を実行します。

Dynamic Customize Setting

実行時にメニューアイテムの設定をカスタマイズするGroovyScriptを設定します。 以下の項目がバインドされており、設定のカスタマイズは下記項目を変更することで行えます。

menu.actionName

検索画面表示用のAction定義の名前

menu.defName

Entityで選択したEntity定義の名前

menu.viewName

View Nameで選択した値

menu.parameter

Parameterで設定した値

menu.executeSearch

show with execute searchで設定した値

UrlMenuItem

任意のURLを表示する為のメニューアイテムです。

項目 内容

Name

識別名です。 / により階層化して管理することが可能です。

DisplayName

メニューに表示される名称です。

Description

説明を記載します。

Icon URL

メニューの先頭アイコンを指定します。 以下のルールによりパスを判断します。

/ で始まる場合

静的コンテキストパスからの指定と判断

http で始まる場合

外部リソースと判断

上記以外(actionなどの指定含む)の場合

テナントコンテキストパスからの指定と判断

Icon Tag

Fontawsomeによるアイコン用のタグを設定できます。

Image Color

メニューの表示色を指定します。

URL

表示対象のURLを設定します。 URLのパスはIcon URLと同様のルールで判断されます。

Parameter

URLに付与するクエリ文字列を設定します。 (例:name=aaaa&value=bbbb…​.)

show new page

メニュークリック時に新しいページ(ウィンドウまたはタブ)で開きます。

Dynamic Customize Setting

実行時にメニューアイテムの設定をカスタマイズするGroovyScriptを設定します。 以下の項目がバインドされており、設定のカスタマイズは下記項目を変更することで行えます。

menu.url

URLで設定した値

menu.parameter

Parameterで設定した値

menu.showNewPage

show new pageで設定した値